NY連銀製造業景況感指数で10年債の利回り上昇?

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11月15日に発表されたNY連銀製造業景況感指数は予想22.0に対し、結果30.9と上振れしました。10月の19.8よりも上がりました。

NY連銀製造業景況感指数は0が分岐点で、プラスなら好景気、マイナスなら不景気です。

特に気になるのは仕入れ価格で83.0でした。10月の78.7よりも高くなりました。これによりインフレはさらに強くなることが予想されます。

NY連銀製造業景況感はISM製造業歯数のの先行指標ともなっているので、さらに高くなる可能性があります。

10年債利回り1分足

米国10年債金利はこの発表を受けて、1.475%付近から1.6%を超えるまで上昇ました。

10年債利回り、日足

直近の10年債利回りの高値は10月下旬の1.7%です。この利回りを今週中にも超えるようならば、グロース株を中心に売られる展開となると思います。足元はFOMCで落ち着いていたのに、ちょっと金利の上昇速度が早すぎるように思います。

5年BEI

債券市場が予想する今後5年間の期待インフレ位率である、5年BEIも直近の高値を更新している状況なので、インフレ期待がどんどん高まってるように思います。

30年債利回り

一方で超長期債(30年債)は依然として低いままなので、インフレが長期にわたって続くような将来を債券市場は予想していません。

感想

一時的なインフレが更に強まっているのは事実ですが、長期的に続くという予想にはなっていません。

現在、FRBの考える長期でのFFレートは2.5%ですが、超長期債の利回り2%を割っているので、その部分は債券市場参加と意見の違いが見られます。

歴史的にみれば債券市場参加者の方が賢いです。なので、たぶん今回も債券市場参加者が正解して、FFレートは高くても2%が上限となると予想する方が正しいのではないかと思いました。