勝手に未来予想
当たればいいくらいの感覚で、最近集めたマクロな話をまとめて、ついでに予想しておく。
どうせ経済指標を追いかけるのなら自分で未来予想したいという意図でかかれた当たらないブログなので読む価値はありません。
未来予想
- テーパーのスケジュール感が早まらないなら、それに関連した大幅な下落はない。
- バリュエーション的には適切なので長期金利が安定するなら、株もそこそこ高いと思う。
- 景気のスローダウンで、数年単位の話で年月が経過するにつれてグロース株が有利になる。
- 景気のスローダウンで、今までのように大きな株式の上昇は続かない。
- 前回の利上げ局面では、FFレート2.5%で利下げに転じたので、今回の長期金利は低いまま安定する。
- 手に負えないような2%を超える一時的ではないインフレは来ない。
残りは印象に残っている最近の経済指標とかです。
テーパリングのスケジュール感
債券買い入れの縮小のスケジュール感は、
- 9月FOMCでスケジュール発表。
- 11,12月で債券買い入れプログラムの縮小開始。
- 22年のQ3までには買い入れ終わり。
たぶんこのスケジュールがコンセンサスだと思う。
バリュエーション
将来の12ヶ月先の予想に基づくS&P500のPERを見れば21倍程度で落ち着いているように見える。歴史的には割高感を感じる。10年債が低いのなら許されるのかもしれない。

実質金利
実質金利(青色)は低いまま。
リスクプレミアム
1ヶ月ほどデータが古いが、「S&P500のボトムアップ利回りー10年債」を見ると、歴史的高いとは思えない。
10年債の水準と比べて、株が割高には見えないと思う。
GDP成長率
GDP成長率のコンセンサス予想(水色)は今後右肩下がりになる事を予想している。
デルタ株
ウイルスの事はウイルスに聞け。ワシは知らん😤
遅かれ早かれ収まる。アメリカでは、ロックダウンは経済に与えるダメージが大きすぎるのでやらないと思う。いい薬といいワクチンがあるので、そのまま突き進むと思う。
自分の最近の感想
足元の決算は全体的にとても強かった。強かったセクターは、エネルギーや素材などのオールドエコノミーで、経済再開が実感できる内容だった。
一方で、米国のEコマースはshoppify以外ボロボロだった。PINS,NFLXなどの自宅で楽しむエンタメもダメだった。
今後の見通しを各企業話していたが、コロナショックによってまだ立ち直っていないホテルや航空業界は回復すると言っていた。一番出遅れているセクターなので最後に上昇するのもこのセクターになるのだろうか。
半導体は各企業まちまちだったと思うが全体的に良かった。
一方でQ2(4~6月期)の決算が良かったとしても最近Q3の経済指標は悪かったと思う。
8月の米ミシガン大学消費者マインド指数がスベったり、8月小売売上高がスベったり、景気のスローダウンを思わせてくる。来期決算は今までのような好決算を出すのは無理かもしれない。
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