テーパーは9月までに示唆されてほしい(願望)

2021年8月1日未分類

7月のファンドマネージャーサーベイでは、テーパリング示唆の一番人気は8月末ジャクソンホールでした。その次に人気だったのは、9月FOMCでした。

7月にテーパリング示唆が行われると考えた人は少なく、7月のFOMCでテーパリングについて新たな発言がなかったので、市場が大きく動く事はありませんでした。

テーパリングの速度感

GSのリサーチでは、2022年Q1にはテーパリング(債券買い入れプログラムの縮小)が開始されていて、2023年Q1には完全に終わっている予想です。

テーパリング示唆のタイミング

もし、この予想通りにテーパーが行われるとすれば、どのタイミングでテーパリングの示唆を行うことが適切なのか考えれば、2022Q1の半年前である2021Q3が適切だと思います。つまり今年の7~9月に示唆があると思います。

2013年5月のいわゆるバーナンキショックの時には、「今後数回の会合でテーパリングが可能」と発言されました。次に2013年12月には、「2014年1月以降のテーパリング開始」が決定されました。つまり、「テーパリング示唆」と「テーパリング開始」の間には半年ほどの時間がありました。今回も当然同じように、半年の時間を空ける必要があるはずです。

もし、2022年1月にテーパリング開始をしたいなら、5月の時点で示唆するべきです。前回のテーパリングの時と同じスケジュール感で引き締めを行わなければ、市場参加者がその速度感についていくことができません。

8月末のジャクソンホールで示唆すれば、22年Q1のテーパリング開始にギリギリ間に合うくらいのタイミングになります。

9月10月FOMCで示唆すれば、22年Q2くらいに開始するのかと思わせるようなタイミングになると思います。

一番キレイなシナリオ

自分が考える一番ショックが少ないシナリオは、8月に発表される経済指標が強い事を確認してから、ジャクソンホールで示唆が市場に与えるショックが少ないと思います。

多くの人がそうなると考えるタイミングで、サプライズがなく起こるべくして起こる方がいいと思います。

自分の妄想になりますが、債券市場はたぶんテーパリング示唆の準備ができているように思いますが、株式市場はその準備ができていないように思います。今まで棒上げだった反動で一時的に調整するのは避けることができないと思います。

みんながテーパー示唆が来ると分かっていても、株価的には全く準備できていないなら、株価調整は避けられないと思います。