7月の雑感と未来予想

2021年7月31日未分類

セクター

エネルギーの一人負け。金融も長期金利低下のためか弱い。決算もかなり出揃ってきたが、大きな動きは感じない。まさに夏枯れ。

ファクター

今月はグロースの方が強かったが、よく見れば、大型株が強くて小型株が弱いだけだった。

IPO系はS&P500に-7.5%も劣後していて、かなり悪いと思う。

金利

10年債利回りは、月初で1.4%台だったが、1.2%台まで低下した。

FOMCもハト派的な内容だった。いや、むしろサプライズがなかったと言った方が正しいかもしれない。

イールドカーブを見れば、長短金利差は狭くなってきている。

コモディティ

コーンは24%下落した。鉄鉱石価格は17%上昇した。一方で銅の価格は+4%で動かない。

VLCC(大型原油タンカー)

個人的に定点観測してる。世界全体で景気回復するなら、原油タンカーのスポット価格が上昇するはずだが、未だにその兆しが見えない。

米国GDP

Q2のGDP成長率は+6.5%(予想は+8.5)で盛大にスベった。コロナ前の水準には戻った。

理由は、在庫項目が-1%ほど足を引っ張ったためだとインターネッツは言っている。当たり前だが、個人消費が大きくプラスに貢献している。

アトランタFEDのGDPnowの来期Q3の予想は6.1%

Q2GDP発表前のGDP予想を見れば、コンセンサス予想ではQ2が経済成長のピークで、瞬間では4~6月が一番成長していた。7~9月のQ3からは鈍化していく。

自分の未来予想

  • 中国株は中期的に下落を予想。特に中国株ADRはダメ。理由は、中国株を機関投資家が買える状況ではないから。今までの中国株は信用2階建て的なレバレッジをかけて株高に誘導された側面があるので、レバレッジの倍率が落ちた今、もう一度倍率がもとに戻るには数年の時間が必要だと思う。
  • 長期金利は横ばいを予想。特に長期金利が上昇トレンドになり、米10年債利回りが2%超える事はない。8月末のジャクソンホールまでは1.3%を上限にして推移する。理由は3月あたりの長期金利上昇を見て2%を超えると思った市場参加者の長期債ショートの敗戦処理がまだ終わっていないと思うから。
  • 株はとりあえず上昇を予想。決算を見る限り、企業業績に問題はなかったように思う。長期金利は低いままで推移すると思う。それならば、株は上昇してもおかしくない。しかし、今から米国株の相場に乗るのは遅すぎるので、大幅な上昇はない。
  • 業績の良い大型グロースは上昇、業績の悪い小型グロースは下落するトレンドは継続を予想。時価総額が小さくても10Bくらいのグロース株は大丈夫だと思う。黒字化の見込みがない赤字企業の株価が上がる状況ではないと思う。去年よりオッズが悪い。