C3.ai ( $AI )21Q4決算結果

2021年6月4日未分類

決算はクリアでした。

売上高

通年での売上高成長率は前年同期で+26%の$52Mでした。売上高の35%はエネルギー(石油、ガス)関連なので21FYの前半ではこの業界が打撃を受けた影響があります。

一方で売上高の86%はサブスクリプションなので、安定した収入を得ることができるビジネスモデルです。

次年度の売上高成長率は+34%が会社側ガイダンスで、今年よりは改善する予定です。

ノンガープ営業利益と利益率

ノンガープ営業利益率はまだマイナスですが改善しました。これにはS&M費用の圧縮を行って出費を抑えられていますね。

前回決算ではNon-GAAP loss from operationsのガイダンスがありました。
今期(Q4)-$28~-27M、通期(21FY) -$50.1~-49.1Mでした。結果は、
今期(Q4)-$15.4M、通期(21FY) -$37.5Mでした。ガイダンスはクリアしまた。しかし赤字です。

流動比率は健全なので、赤字を理由に公募増資をする可能性はまだないと思います。

RPO

RPOも順調に積み上がっているように思います。non-GAAP PROは前年同期比で+29%でした。

以下、ひとりごち

正直に言って気になる部分が多すぎる。実のところ私は上場初日にこの株を買ったのですが、2月に虫の知らせで150ドルで売却した。今は60~70ドルくらいなのでとても割安に感じていたが、疑問が残る。

IPO

C3AIがIPOしたとき、値決めは42ドルでした。しかし初値は100ドル程度。IPO後1回目の決算を前にして、株価は170ドルくらいまで上昇して崩壊。今は約70ドルです。

ふつう値決め価格は証券会社が妥当だと思う価格を設定します。決してテキトーな価格では決まりません。IPO初日は数十%上昇して終わるのが王道です。これで、公募の割り当てを受けた人も発行体も全員幸せで終われです。もちろん公募価格割れはアウトです。

値決め価格よりも2倍3倍になるのはIPOとしては異常で、バブルな熱狂の中で起こると思います。(10倍になったりする事がありますが、値決め価格を完全にミスってる証拠なので証券会社の不手際だと私は思います)

AIの場合IPO時の妥当な価格は60~70ドル程度で、決算クリアの度にどんどん株価が上がっていくことがIPO前のストーリーだったと思います。

バリュエーション

売上高成長率の鈍化が非常に気になります。昨年は70%成長だったのに今年は17%成長。来年は34%成長の予想。これでは成長株から成長を引き算しただけのクソ雑魚赤字企業になってしまう!

同じ成長率の知ってる銘柄で言えばOKTAとかになります。OKTAは最低でも2026年で35%成長するとガイダンスで出している企業です。

C3AIも成長株だけどPSRで40倍くらいです。

OKTAはAIよりも決算書がキレイですがPSR36倍。OKTAの方が割安感がある。
他にunityはPSR31倍で、売上高成長率25%くらいの予想。
あとZIはPSR31倍で、売上高成長率25%くらいの予想。

いくら粗利率が高くて将来の利益率が高いといっても、シーベルという下駄を履いたバリュエーションは大丈夫か?

妥当価格が60~70ドルとさっき言っておきながら、それでも割高感を感じる。現在の株価はシーベルの分の期待を織り込んだバリュエーションになってるのでまだ高い。

しかし、自分が高い安いと言っても当てにならないのは自分が1番分かっている。とりあえず黒字転換してから買ってもいいかと思いました。