中国・財新製造業PMIをベースにスターバルクキャリアーズ(SBLK)を取引
スターバルクキャリアーズの株を買っているのですが、あまり冴えません。そこで作戦を練り直します。
バルチックドライインデックス(BDI)に意味はない
バルチック海運指数とも呼ばれるバルチックドライインデックスですが、そこまで重要視する必要があるのか疑問があります。もちろんスターバルクキャリアーズは、ばら積み貨物船なので直接関係がありますが、先行する指標にはならないと考え直しております。
ばら積み貨物船は、石炭、鉄鉱石、穀物を運びます。その運賃の決定される要因は
①どれくらい荷物を送りたい需要があるのか?
②船の供給量はどれくらいあるのか?
というものです。バルチック海運指数は製造業の業績に先行する指標と言われていますが、実際には船がどれくらい動かすことができるのかが重要になります。去年は硫黄の排出規制があり、船舶が動かせない場合が多くバルチック海運指数が上がりました。このようにバルチック海運指数が上昇したからと言って、景気が上向くと安直に考えることはできません。
中国・製造業PMIに注目
ばら積み貨物船は、オーストラリアから中国に鉄鉱石を送ったりしています。とにかく、中国に物資を送りつける場合が多いです。
ならば、中国の景気が上向く必要があるのですが、7月の時点で製造業PMIは、52.8でした。これはとてもいい数字です。基本的には52ー48の間で推移しますから、いい傾向と言えます。

スターバルクキャリア-ズ投資ストーリー
6月期の決算はよかったです。もし次の決算でコケたら売りであることを断っておきます。
①大統領選でバイデン勝利なら、米中貿易摩擦が終わるので好材料。
②中国の景気が上向くなら好材料。(製造業PMIが50より高い)
③決算がOK
という条件が崩れない限りは買いでよいのではないかと思います。
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