ワークホース(WKHS)について
ワークホースはいわゆる電気自動車のメーカーです。車の詳細は以下の公式サイトにあります。英語ですが、Cシリーズという車が主力の販売になります。
あと、ホースフライというトラックからドローンを飛ばして配達を行うという構想もあります。なんというか近未来的なので見ていただきたきです。
さて、昨日(2020/08/18)はワークホースの株価が7.37%上がりました。すでにホールドしておりましたが、嬉しくなったので詳しくまとめておこうと思います。
決算結果
8月に発表された第2四半期の決算結果は悪かったです。
売上高は9万2000ドル売上高でした。成長率は前年同期比
EPSは-1.71ドルでした。
対してコンセンサス予想は、EPS-0.11ドルでした。
今回の決算結果だけ見ればボロボロです。しかし、株価は年初の3ドルから、現在は16ドルとなっています。
また、この銘柄は売上高がそもそも小さすぎるので、現在会社が出している利益に基づく売買はあまり意味がありません。つまり、期待だけで買う必要があります。
ハイライト
決算リリースでは、アメリカの全州で販売が許可されたこと(全米初)、2020年には3~400台程度の販売することを確認しました。また、新しいシリーズのCシリーズをRydersystemとElectric Vehicle Fleet Solutionsで製造販売することをはじめました。
ワークホースのニュースフロー
郵便局の車の入札
現在進めている米国の郵便局の入札が上手くいくかが焦点になります。全体で60億ドルの大型の案件になります。もし10%の6億ドルでも受注できれば素晴らしいものになる可能性があります。そもそも売上高が10万ドル程度しかありませんから。
グリーンテックに追い風
EUにしろアメリカにしろ、電気自動車の波が来ています。テスラはすでにトヨタの時価総額を抜きました。テスラとワークホースはトラックと高級乗用車の違いなので業界がダブりません。
また、電気自動車の得意分野は、固定されたルートを走ることです。つまり、走行距離の短い電気自動車は、デリバリーなどの業務に向いています。
そして、排気ガスの抑制のために、排気ガスがゼロの車を増やす時代が来ています。そのための大きな予算が策定されはじめました。これにより、テスラ以外の働く車を作るような企業が成長するときが来ていると考えます。
大統領選
トランプ大統領選と郵便局(UPSP)は仲が悪いです。これは広瀬のじっちゃまの話を聞けば詳しいと思います。
バイデン有利で大統領選が進むのなら、グリーンテックの追い風となります。個人的にはワークホースは大統領選関連銘柄と捉えてホールドしています。なのでベッティングなどの情報をチェックしていく必要があります。
バイデン有利で進んでいる限りはホールドでOKだと思います。
ダイヤモンドピークとの関係は?
その他
ワークホースはダイヤモンドピークの株を10%持っているので仲良しです。
今回の決算結果が悪かったのは財務的な問題と株価による影響なので、事業的なリスクが判明したわけではありません。そんなことより、入札の結果が最重要となります。
ニュースの大きさとしては
UPSPの入札>大統領選>>>>越えられない壁>>>>その他ニュース
というイメージだと思います。
感想
グリーンテック関連は、大統領選後の投資テーマになる可能性を感じた。大統領選後はバイオ株、グリーンテック、SaaS関連が強いと思います。
ワクチン関連銘柄と同じ様な立ち回りが必要になるので、そういう火遊びが嫌いなら逃げるべし。
「workhorse CEO」をグーグル翻訳にかけると「働き者CEO」になって面白い。
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