【決算ヨシ】インファイ(IPHI)ズームインフォ(ZI)に注目【でも暴落】
ズームインフォ
ズームインフォはズームビデオとは異なり、今年の6月にIPOした銘柄です。時価総額も1兆円を超えている超大型株になります。
決算結果はよかった
決算結果は以前に書いたのでよかったら読んでください。
懸念点は、契約してもらうのに必要とする期間が伸びている点です。
ZIのお客さんもコロナウイルスで煽りを受けて契約しなくてもいいサービスは契約しない方針で動いています。なので契約してもらうのに時間がいつもよりも必要となっています。
また、データベースを提供する企業なので、1回契約してデータだけ抜いてやめるという事も可能です。それを防ぐために契約期間は1年から3年になっています。
ズームインフォのチャート
今回の決算でIPOした時の水準まで下がってきました。しかし、コンセンサス予想は上回っていました。
つまり、今回の決算で織り込まれたのは、ZIは思っていたよりも成長しないのではないか?という点です。
コンセンサス予想以外にも他の懸念点が織り込まれています。つまり、相場の気持ちとしては、「なんだよ、最高の銘柄を見つけたと思ったのにテンバガーすぐにできると思ってたのにダメダメじゃん。売っぱらおう」という雰囲気だと思います。
しかし、実態を見ればIPOしたときよりも割安に放置されていると考えることができます。なぜなら、
- EPS、売上高、ガイダンスがコンセンサス予想を上回った。
- 投資家が絶望した点は成長率(40%)でほかのインターネット関連銘柄よりも見劣りする。
- 売上が順調に右肩上がりにはならないのではないかという疑念
により下がりました。
株価はいつも正しいのは事実です。しかし、あまりにも期待しすぎではないかと思います。
インファイ
インファイは半導体メーカーです。インターネットの通信量が増えるほどにインファイの製造している商品が必要になる性質があります。
決算結果は良かった。
EPSは85セント(コンセンサス予想は66セント)
売上高は1.75億ドル(コンセンサス予想予想は1.50億ドル)
第三四半期のEPSガイダンスは83~87セント(コンセンサス予想は68セント)
第三四半期の売上高ガイダンスは1.79~1.83億ドル(コンセンサス予想は1.56億ドル)
決算はクリアしています。
インファイのチャート
前回の決算結果で上げた所と、今回の決算で下げた所で株価は同じくらいです。
中国と米国の関係悪化により、インファイに発注していた中国企業の動向は不透明な点で株価は下げたと思います。しかし、マイクロソフトなどのデータセンターを作るような仕事を受注している主要顧客からの発注も多く、そこまで問題にはしていません。
また、次回のガイダンスには、中国からの引き合いを加味しないで数字を発表しているので、思ったより低いと感じるのは仕方ないかもしれません。また、最近のNASDAQの大きな下げを考えるとおかしな株価ではないと思います。これから、最高値を更新していける銘柄で買い場ではないかと思います。
感想
今週はこれらの銘柄に注目していきたいと思います。
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