ロイヤリティファーマ(RPRX)への投資を考える。

2020年8月14日投資と株RPRX

ロイヤリティファーマ(RPRX)は6月にIPOされたばかりの会社です。

 

発行株式数は7,000万株を公開しており、2020年6月16日にナスダックへ上場しました。

モトリーフ-ルより引用

この企業は、医薬品の特許を売り買いやロイヤリティを受け取り利益にしています。

ロイヤリティファーマのビジネスモデル

ロイヤリティファーマは薬の開発を行う企業ではありません。売買を行う企業と考えます。

この分野の企業は、新薬の開発はできても、販売することが不得意な場合が多くあります。また、臨床試験を行い、FDAから承認を得るノウハウを持っていない場合もあります。大学などの研究機関やその他の企業が取引先になります。

つまり、新薬で利益を得るには、

  1. 新薬を開発
  2. 臨床試験を行いFDAから承認を得る
  3. 新薬の販売を行い、利益を得る

という手順が必要になります。つまり、新薬の開発は研究者が行うので、販売は不得意な場合があります。そこで、ロイヤリティファーマの登場です。

ロイヤリティファーマが新薬の権利を購入することで、販売を行わずに利益を得ることができます。これがロイヤリティファーマのビジネスモデルになります。

また、新薬の開発に投資を行ったり、新薬の販売を行ったりもしています。

成長株っぽい値動きはしない

私はSaas銘柄やワクチン銘柄を普段触っています。このような銘柄は、前年比の売上高成長率が50%であることも珍しくありません。IPOしたばかりの銘柄は高い成長率であることがよくあります。しかしロイヤリティファーマはそこまで成長率が高くないことが予想できます。

世界の医薬品市場の成長率は7%です。アメリカは世界の40%を占めています。つまり、とても高い成長率を期待することはできないということです。

またロイヤリティといっても永遠にお金を受け取れる訳ではありません。だいたいは15年をすぎると賞味期限切れになります。2019年に売上高が下がったのはこのためです。

チャート

8月12日の決算では、あまり反応しませんでした。ロイヤリティファーマにはアナリスト予想がないので、反応するにも反応できなかったと考えられます。

一度IPOしたときの価格を下回ったので、その部分では、危険でしたが45ドルを上回って来ました。現在は比較的安全と言えるのではないかと思います。

企業の総評

ロイヤリティファーマは純利益に相当する修正キャッシュフローに注目するのですが、こちらのアナリスト予想がありません。なので、いい決算の場合は買うという買い方ができません。

しかし、毎年20億ドル弱儲かっているような会社なので、倒産する可能性もなければ、ロイヤリティ収入なので収入も安定していると言えるでしょう。

しかし、投資対象としては値動きは面白くないと言えます。ワクチン株を買うような人はこの株では退屈すぎてホールドしていられないでしょう。

感想

めっちゃ儲かっている企業なので、例えば、投資している新薬が開発成功!とかいう材料でも株価が吹かないような気がする。規模が大きすぎる。

すでに色々と織り込み済みなため、〇〇が再評価されたとかもないと思う。つまり、決算発表で順調に修正キャッシュフローが上昇していくのを確認するしかない。

退屈な銘柄だが、確実に儲かると言えるのではないかと思う。医薬品市場がどれだけ成長するのかにかかっている。そういう意味ではアフターコロナのバイオ創薬の材料になるのかもしれない。