【暴落】クワイデル(QDEL)についての戦略2020/08【買い場?】

2020年8月11日投資と株QDEL

クワイデルは8月10日、229.69ドルで引けた。8月は306ドルまで一時は上昇したが、最高値から-25%となっている。

ソフィア2
新型コロナウイルスの病原を検査するソフィア2

2020年4-6月=第2四半期決算結果

https://ir.quidel.com/news/news-release-details/2020/Quidel-Reports-Second-Quarter-2020-Financial-Results/default.aspx

7月30日の引け後に発表された決算

コンセンサス予想の売上高1.96億ドル、EPS1.09ドルに対して、
結果、売上高2.02億ドル、EPS1.86ドル

ガイダンスの発表はありませんでした。

クワイデルの今期のハイライト

ソフィアとソフィア2がFDAからEUAを取得。
自社株買い247,172株、4,200万ドルを実施。

クワイデルの分析

PSRでも見れば去年よりも割高

PSR(Priceto SalesRate)とは株価売上高倍率と言います。1株あたり何ドルの売上高があったのかという指標です。成長企業では、利益で比較することが困難なため、売上高成長率と株価の成長率を比較して割高割安を比べることができると思います。つまり

PSR=時価総額÷売上高

で計算できます。

2019年の8月12日の株価は58ドルです。

つまり、売上高は前年比86%なのに、株価は6倍になっています。なので300ドルならPSRは3倍程度割高な水準にあると言えます。

この割高な水準の言い訳として、コロナウイルスがあります。クワイデルはとても恩恵を被った銘柄であるため、割高でも購入する価値があると言えます。

ワクチン楽観論により空売りされて暴落?

クワイデルは病原があるかないかを調べる装置(PCRではない)を販売しています。価格は10万円以下です。日本で言うところの町中のクリニックでもお手軽に買える検査装置です。

インフルエンザの検査の場合は1回で10ドル程度です。新型コロナウイルスの場合は、1回に10ドル以上と考えられています。検査には本体の他にカートリッジが必要です。これもクワイデルが販売しています。

つまり検査回数が増加すればするほど、クワイデルに利益が上がります。

しかし、新型コロナウイルス対策としてはワクチンによる対策があります。現在、モデルナ、バイオンテック/ファイザー、ジョンソンエンドジョンソン、などの企業が順調に臨床試験を進める最中で、新型コロナウイルスの根絶を論ずる人がいるのも不思議ではありません。そこで、実際にワクチン開発は順調に進むのでしょうか?

新型コロナウイルスCOVID-19は永遠に存在し続ける

コロナウイルスは昔から知られているウイルスですが根絶には至っていません。新型コロナウイルスにとても有効な薬やワクチンも存在しません。これは季節性のインフルエンザのように根絶が困難であるという意味であると言えます。

過去の伝染病としては以下のものがあります。

  • 天然痘(紀元前から存在すると言われている)
  • ペスト(黒死病、中世ヨーロッパで大流行)
  • インフルエンザ(1918年スペイン風、1957年アジア風邪、1968年香港風邪、2009年新型インフルエンザ)
  • エイズ(1981年)
  • 結核
  • マラリア

などがあります。この中で根絶できたのは天然痘だけです。何が言いたいのかと言うと、コロナウイルスはなくならないと言っています。ワクチンは2021年までに効果があるものが開発される可能性はあります。しかし、製造して行き渡るには1年以上の時間がかかるでしょう。なので2021年まではウイルスに感染しているのか調べる需要は高いまま続くと考えられます。

モデルナで5億人分、ファイザーで6.5億人分が2021年にまで製造されます。日本では塩野義製薬が1000万人分です。なぜワクチンで感染しないと言えるのか疑問です。インフルエンザのワクチンを受けても感染した経験があるので、検査は流行り続けると言えます。

誰かがクワイデルを空売りしてるらしい

ワクチン楽観論により、クワイデルの空売りを推奨する記事が出ました。それにより15%下がったと言われています。しかし、その根拠となるワクチンの状況はどうでしょうか?本当に順調なのでしょうか?

今後の戦略

 

クワイデルのチャート
クワイデルのチャート

思い返してみれば、前回の決算の時も良かったです。200ドルまで一気に上昇していから、その後は150ドルまで下げました。その後でもう一度200ドルを突破した後は一本調子に上がる典型的なカップウィズハンドルのチャートパターンだったと言えます。下値支持線になっているのは200ドルなので、そこまで下がっても不思議はないでしょう。

上昇トレンドは短期的に崩れました。しかし、いい決算の後に理由もなく暴落したのなら、それは買い場ではなかと思います。

私もモデルナの動向を見ながら、注目したいと思います。