マネタリーベースとは?0から調べた

2020年3月29日未分類

マネタリーベースと聞いても馴染みがなさすぎて分からない。文字が小さすぎて読めない!そんな人のために適当にわかりやすく解説します。

マネタリーベースとは、他の言い方をすると、

  • 中央銀行通貨
  • ベースマネー
  • ハイパワードマネー

とか言います。(wikipediaより引用マネタリーベース

まず定義から言うと、「刷ったお金」と「民間の銀行が中央銀行に預けたお金」の合計の事をマネタリーベースと言います。

では、これに何の意味があるのでしょうか?

マネタリーベースでインフレが分かる?

日銀の黒田総裁は2013年にマネタリーベースを2年で2倍にすると言いました。そして実際にそれを行いました。これは、日銀が市場(民間)に供給するお金を増やすということです。

つまり、民間銀行に貸すお金を増やして、民間銀行が企業に貸付を行い景気を良くしよう!ということを行おうとしました。

そして、マネタリーベースは実際に2年後に2倍になりました。しかし、民間が使うお金や利益は2倍にはなりませんでした。これはなぜでしょうか?

また、民間に供給するお金が2倍になったのに、インフレは起こりませんでした。これはなぜでしょうか?

それを説明するにはマネーストックという概念も必要になります。

マネーストックとマネタリーベースの関係は?

まず最初にマネーストック=マネーサプライです。この2つは意味が同じです。

マネーストックとマネタリーベースの関係は単純です。

マネーストック = マネタリーベース × 信用乗数

という簡単な掛け算で表されます。

では、マネーストックとは何か?それは日本銀行や金融機関が企業や家計に供給するお金の合計です。つまり、企業や家計が持つ現金や預金の合計です。

先程話した、2013年にマネタリーベースを増やすことを行いました。これはマネタリーベースをふやせばマネーストックが増えることが期待できます。企業が個人が持つお金が増えれば、景気が良くなる気がします。

しかし、2013年から数年経過した私たちは知っています。そんなに景気が良くなった実感がないことを。

マネタリーベースが増えてもマネーストックが増えない

日銀がお金を供給しても、個人や企業の景気はそこまで良くなりませんでした。単純にマネタリーベースを2倍にすればマネーストックは2倍にはなりませんでした。

マネタリーベースを2倍にしても、マネーストックは10%も増えていないようです。

この経験で得られた教訓があるとすれば、民間の銀行から企業への投資が行われるのは、企業の貸してほしい額と銀行が貸す額は、銀行が持っている額とは関係がないということです。

金余りの時代にはお金を貸してほしい企業が少なかったのかもしれません。東日本大震災の後なので、助かった企業があったのは事実だと思いますが。

日本の企業は金が余っています。それは将来に備えてのことで、必要な行動であるのは間違いありません。それを投資に回すことができない日本のダメな部分が現れています。使えと言いたいけれども、使わない気持ちも分かってしまう気分になります。

インフレにならない理由

日銀がお金を刷っても、みんなが平等にお金を受け取ることができません。バラマキ(ヘリコプターマネー製作)を行えば、ただのインフレが起こり、インフレが起こります。そうなれば、海外からものを輸入できなくなったり、賃金の増加が伴わなければ何も買えない状況になるだけです。

だからこそ、貸付という形でお金を増やそうと日銀は考えましたが、貸付では誰も借りませんでした。だって貯金があるんだもん!

日本のいいところは、貯金額が多いところです。これは、国がお金を刷らなくても、国民の貯金を使えば、好景気が来るところです。だからこそ、iDeCoやnisaという制度を設けて貯金を投資に回るように仕向けたのです。

貯金よりも投資に回ったほうが、まだましですから。

インフレというのは、需要が大きいから成立します。お金を貸してくれる人が増えても需要は生まれなかったという話でした。

マネタリーベースとは?まとめ

日銀が刷ったお金の額 と 日銀の当座預金 の合計

マネタリーベースとは、日銀が民間に流してくれるお金の額。

マネタリーベースが増えても、民間は貯金があるから、特に意味がない。