【延長保証】ゲーム機やスマホ家電の延長保証は入るべきか解説【ゲーム機】

2020年1月17日未分類

家電量販店でテレビとか洗濯機とかを買うと延長保証を勧められますよね?

基本的に延長保証を入るのは金銭的に損です。しかし、故障しても絶対にこれ以上お金を払いたくない場合や、安心感がほしい人もいます。

そこで、延長保証がどういうビジネスモデルなのかを解説し、それを聞いた上で考えることを推奨したいと思います。決して否定したいわけではありません。

延長保証をなぜ店員が勧めるのかを考える

パソコン・家電業界では「保証を売る」という形態が普及している。製品を購入する際に、従来のメーカ保証(1年間)に加えて、購入価格の3%~5%の保証料を購入者側が負担することで3年~5年の延長保証が得られるというシステムを利用したことがある人は少なからずいるはずだ。わずかなオプション料で無償修理期間が延長できるのなら、払っておこうと考える顧客は意外と多く、じつはこの保証料収入が業界内では非常に魅力的な収入源となっている。

引用元:https://www.jnews.com/world/2006/016.html

ゲーム機本体やパソコンの新品での粗利率はとても少ない。3万円を売っても3000円くらいしか粗利を得ることができない。粗利とは(販売価格)ー(仕入れ値)のことである。ゲーム機の場合は、メーカー希望小売価格と卸値の差が小さすぎるのだ。

そこで、延長保証の出番となる。これは、任天堂switchであれば1~2千円くらいを追加で払ってもらうとメーカー保証が切れた時に販売店が保証してくれる。入ったほうが得か損かは故障してみないと分からないし、保証内容にもよる。確実に分かっている事は、店舗が儲かるということだけだ。

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初期不良と劣化~バスタブ曲線~

そもそも、故障とはどういった時に起こるのだろうか?それは、バスタブ曲線によって説明することができる。

バスタブ曲線

https://www.weblio.jp/content/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%96%E6%9B%B2%E7%B7%9A

この図は、故障がどのタイミングで起こりやすいかを示した図である。故障の原因は主に3つである。

  1. 初期故障
  2. 偶発故障
  3. 摩耗故障

これらで故障は説明できる。

初期故障

これは商品を作った際に何らかの不具合があった場合に起こる。例えば、ネジが緩んでいるかもしれないし、使ったパーツが不良品であり二,三日で故障することもあり得る。この故障については製造メーカーが保証する。保証書が入っている商品ならメーカーが商品の修理を行ってくれるはずだ。

初期故障の場合は、購入した当初が故障率が高く時間が経過するごとに初期故障による故障が発生する確率は低くなる。

偶発故障

これは、読んで字の如く偶然発生する故障のことである。

例えば、ゲーム機やスマホを落として壊したり、水没させたりする場合だ。これは時間経過しても故障する確率は一定だ。買った当日のスマホも、5年使ったスマホも落とす確率は同じである。

摩耗故障

これは使用年月が経過すれば、劣化することによる故障だ。車であっても車検に行けば摩耗していたり、パーツが傷んでいたりすることがある。これによる故障も摩耗故障と呼ぶ。この故障は時間が経過すればするほど確率が高くなる。

つまり延長保証であっても、永遠に保証されるわけではない。摩耗故障も基本的には延長保証によって保証される故障ではない。

延長保証で安心を買うという考えもある。

例えば、自動車保険でも、事故に合ったとしてもちょっとは安心できるから加入する。同じように、スマホ、ゲーム、家電でも壊れても安心という考え方もできる。延長保証で安心できるなら安いという考え方もできる。

しかし、保険会社はこれで儲けることができる。つまり、確率的には入らない方がお得なのだ。でも、様々な理由から加入する。これが保険の基本的な考え方である。だから延長保証に入るのは損と簡単に断言できない。


粗利率が低いからなんとしても追加で付属品を売りたい。

au,ソフトバンク、docomoの店舗に行けばもちろんスマホケースが販売されている。家電量販店でも、ゲームの保護フィルムや家電の付属品はもちろん販売している。当然といえば当然である。しかし、売る側から考えると貴重な売場面積にわざわざこれらの商品を置く意味を考えるべきである。

本体を売っても利益が少ないから一緒に付属品を買ってもらえればいいという考えができる。この付属品がその店舗のプライベートブランドだったらもっと売りたいのは確実だ。粗利率が違うから。

だから、お店に言って買うときの店員の言葉には気をつけるべきだ。売りたいだけなのか、きちんとした商品を勧められているかは分からないからだ。

相手のビジネスモデルを知る重要性

お買い物は敵である。自分が欲しくないモノを買うときがある。それは、店員が勧める商品ほど注意しないといけない。

店員に聞けることがメリットであるが、一度耳を傾ければその店舗で買わないといけないと思い込んでしまうし、説明してもらえれば申し訳なくなってくる。だから、必要だった情報だけ聞ければ一度帰ることも選択肢にいれたい。

なんでこんな記事書いたの?

家電量販店で働いている人の話を聞いて、延長保証に興味を持ったから。